パワースポットが流行った理由
コンタクトマンのミツシュウラです
前回の記事で、セドナとか久高とかのパワスポの話をしましたけど
今日は、日本でなぜパワスポが流行ったのか? の話をしますね
少し長くなりますので、ご了承ください!
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まず、パワスポと行ったら、神社ですよね?
神社に神さまに会いに行く人が現代人はすごく多いわけなんですが
実は神社は戦後はあまり人が足を運ばない場所だったのです
その理由は、太平洋戦争時代の軍国主義により、天皇を神と崇め、神國日本の神風特攻隊が奇跡を起こすという思想の元に戦地に送り出された歴史的なことが原因でして、マッカーサーは天皇を神とする思想を日本からなくすために、神社崇拝や神道を推奨しなかったわけです。その代わり博愛精神を伝えるためにキリスト教を日本人に布教したと言われています。
つまり、神社崇拝、天皇は神として崇める宗教の根本は、日本神話にまだ遡るので、そこが黒歴史として、神道も神社も、日本神話も天皇崇拝も、悪いものとして言論弾圧にあった時代があったのです。戦後の話ですよ。
だから私が生まれた頃の昭和40年代は、神道はほとんどいませんでしたし、知る人もいませんでした。天皇は神として昔はどこの家にも天皇陛下の写真が仏壇に飾ってありましたが、それすらもタブー視された時代があったのです。
ところが、戦後高度成長期を経て、物質主義に傾いた頃から、バブルとかゴリゴリの拝金主義もあった時代を経て、経済的にも厳しい時代が起こったと当時に、心の話がインターネットを通じてあちこちに出てきたのです。
それが精神世界という名前となって、2000年頃から出てきており、さらに江原さんという霊能者がオーラの泉というテレビ番組に登場して、彼が神社のことを語り出したわけです。神社に行って、パワーをもらうということを語り始めたわけです。
当時江原さんは大ブームだったので、出版社も競って本を出すし、飛ぶように売れたわけで、どんどん神社やパワスポの紹介をして行ったのです。2004年頃からパワスポブームとなっていきました。一般の素人さんたちがパワーを求めて神社詣でをするようになったのですね。戦前も伊勢参りとかありましたけど、そういう信仰的土壌がもともと日本にはあったのです。
まだ江原さんが出る前は、神社はゴリゴリの信仰心の強い人とか、初詣や七五三に区とかして、伝統的な側面が強かったのですけども、江原さんアフターで、影響を受けた人たちがパワーをもらうためにどどっと参入してきたのです。
全国の神社の本がたくさん世に出て行ったわけです。
しかし、当時の人たちはGHQの影響もあり、神社の参拝の作法とか、基礎的な話はわからないので、そういうマナー的な内容も含めて本には出てきました。
精神世界的な影響の強い人たちの中には、自分のやり方で、祝詞を唱える人たちもいて、どんどんカオスになって行ったのですね。ちょっと危ない宗教ちっくな人たちも結構出てきたのです。
当時レイキとかエネルギーを使うのも流行ったので、エネルギーで神社を浄化するとかやっている人たちも結構いたのです。それから神様の声が聞こえる系もその時代からちらほら出てきています。これは精神世界の影響だと思います。
精神世界とパワスポブームが合わさって、拍車がかかってくると、今度は世界のパワースポットを紹介するという流れになって行ったのです。そして、世界のパワースポットの火付け役を担ったのは、パワースポットを紹介したある西洋人の本が海外で売れており、それが日本に入ってきたわけです。
筆者は、世界のパワースポットを紹介したその西洋人の男性と親しい人と話をしたことがあります。ちょうど世界のパワスポ本が盛んに出ていた時代なのですがね。知人から、パワスポを世に出した男性のことをじっくりと話を聞くことができたのです。
その西洋人男性は世界中の聖地を直感で訪ねて行って、写真を撮って、写真集を出したことがきっかけで、西洋でその本が結構売れたのだそうです。直感でどこに行けばいいのか、わかっていたそうです。かなり世界の奥地や人が知らない、行かない場所も出かけて行ったそうです。エネルギーを感じていたそうです。
それで、セドナの話になったのですがね、セドナに関する私に降りていた直感と、全く同じ内容を、パワスポ男子は話していたそうです。つまりセドナにはエネルギーはないということを、彼も知っていたのです。
それで、私は彼を信用したのです
じゃぁ、どこにエネルギーがあるのかという話になっていくと、そこもピタッと合ったのです。それは、私はその当時は場所とか地名とかわからなかったのですが、ネイティブの居留地のなかにエネルギーのある場所があるのが、直感でわかっていました。そして、彼も同じことを言っていたそうです。
誰も知らない場所に、エネルギーが存在していることを、その人も知っていたのです。
でね、今ここで話をしているのは、土地のエネルギーではなくて、宇宙エネルギーの話をしているのですよ。もともと土地の地脈とか土地そのもののエネルギーのある場所をみんな旅しているわけですが、私やパワスポ男子の直感は、宇宙エネルギーのある場所を感覚的に捉えていたわけです。
でも、その時代以降、みんなパワスポにエネルギーをもらいに行って、自然や旅を楽しむという、戦前からあった伊勢参りみたいな感じになっていることも、別に悪いことではないと思うのですよ。誤った信仰がなければですけどね。
誤った信仰というのは、自分が神とか天皇が神とか、神風が吹いて奇跡が起こるとか、そうやって極端に虚勢を張って、バンジーして、盲目的に若者が戦地に散って行った、戦争に駆り立てられた苦い歴史のことです。
神様が何かをささやいたとか、龍が出てきたとか、宇宙連合がメッセージを下したとか、だから我を忘れて、人を駆り立てる何かは、日本には昔からあったわけですよ。
つまり日本人は洗脳されやすく、カルトに走りやすい性質が昔からあるので、そこをしっかりとわかっておかないといけないと思います。
ここで行っているのは、行きすぎた思想のことですよね。
神様と奇跡を求めて、世界を走り回ったり、自分の幸せを求めて、日々の生活を無視したら、真の幸せは訪れないわけです。
真の幸せとは健康そのものであり、日々の暮らしの中から自然に出てくるものです。
前の記事で土地のエネルギーの話もしましたが、結局、いい土地のエネルギーに住んで、自分の意識を良い状態に向けるのが、運気上昇の近道なんですよ。
いい土地に住んでいると、出歩きたくなくなりますから。自然と頭も冴えるし、直感はわくし、いいことが起こるし、力が集中できますからね。
逆に、悪い土地に住んでいると、やる気は起きず、落ち着かず、外に出たくなり、あちこち行ってお金使って、トラブルにあったりして、気力を無駄に使ってしまいます。いざという時に、いい力が出せないわけですよ。気持ちが安定しないし、蓄えはできないし、結構、しんどかったりしますよね。
これって、結構、あるあるじゃないかな? 笑
日常の生活を心地よく、前向きで、楽しく暮らせることが、そもそも自然でいい状態になる運気上昇の道なのです。
自宅がパワースポットになり、いい意識で生活すれば、無理せず、楽に自然に生きられますよ!
宇宙世界は今日も平和です
ミツシュウラでした