人工と自然
コンタクトマンのミツシュウラです
先日テレビで豪華な家の紹介をしていたのです
その家は10億かけて東京の一等地に、贅を尽くして建てられていましたが
オーナーが飽きたので、売りに出していたそうです。
人間の欲って、キリがないんだなと思いました
現代人の多くが求めている成功というのは、あくまでも物質的な豊かさですから、ひとときの贅沢を堪能するために、人生を消費する人も多いように思いました
先日、タイヤ交換を済ませて、半年ぶりに車で遠出をしてきたのです
そこで目撃したアザラシ君です
衣食住に困らないので、餌の時間まで、ダラダラとしている姿を見て
年金生活者を見ているようだねと、笑っていたのですが
よくよく考えると、人間が追い求めているのは、動物園の動物に似ているなと
つまり人工的に作られた快適な生活環境の中で、食べ物の不安もなく、安心して子作りして、生活を営めること。あり余る時間を、ダラダラと、何も考えず、過ごすこと。
たまに遊んだり、日向ボッコしたり、餌を楽しみに過ごす感じ
まさにつかの間の休日の姿ですよ 笑
でも、それは本当の幸せではないから、退屈にもなるのです。
そんな時は、餌をもらって、パーティ! 演芸! ショーをして
気晴らしして、時間を潰すわけです
まさに、人が造った、人工の世界の縮図が動物園かなと
動物園の横には大きな海があり、空にはカモメが躍動感を持ってのびのびと飛び回っていました
自然界は時にきびしく、時に雄大です
動物は自然に還ると、自らの野生本能と生命力を取り戻します
植物は、太陽を浴びると、大きく成長します
古来から言われていること、つまり人間も自然界に身を置くことにより
生命力を取り戻すのだろうと思います
太陽を見ると力をもらい、綺麗な水を見て心が清涼として
どんな人でも自然の綺麗な場所に行くと、心が元気になります
これからの地球人類は、ますます機械文明を発達させて
人工的な世界を創り出すでしょう
しかし、人間の本来の生命の力の源は、自然に触れた時に起こる心の感動です
創造の源も、生命力の源も、全ては自然界に属するものだろうと思います
綺麗な景色を見て同化すると、いつまでもひたっていたくなります
人工的な創造物は、いるだけで何か疲れてきます
10億かけて贅沢な家を建てても飽きがきて離れたくなるのは
そこに何かが欠けているからなのだと思います
(自然界を創造するアマの世界へ還ろう!)
宇宙世界は今日も平和です
ミツシュウラでした