運命と役割は決まっている
コンタクトマンのミツシュウラです
小学校の時に女子バレーボール部ができて
クラスの女子は、ほとんど入りました
私の通った学校は、田舎の学校で
一クラスだけのクラス替えのない学級
そこに都会から小3で転校したのです
最初かなりいじめられましたよ えぇ。
学年ごとに一つのチームができてたので
アタッカーを内心やりたかったのですが
先生から、セッターを命ぜられました。
アタッカーやレシーバーの子達は
ものすごく嬉しそうでしたが
私は心から傷つき、モヤモヤしました
みんなは希望が叶っているのに
押し付けられた気がしたのです
レシーバーも、アタッカーも
活躍の場が与えられますが
セッターは、ただのつなぎで
間に一回、トスを打つだけです
だから、最初はつまらなくて
不満が溜まっていきました。
しかし、練習をこなすうちに
その難しさが、わかりました
うまくトスが上がらないと
アタッカーは打てません
トスが勝敗に関わるので責任は重くて
うまく上がらない時の苛立ち
アタッカーや全員からの怒り
色々と、苦しみました
感情がぶつけられました
しかし、一生懸命やるうちに
トスが正確に決まるようになり
色んな技をコーチに教わることで
トスの采配もわかってきました
嫌でもやり続けて行くうちに
最終的にわかってきたこと
セッターって、面白い!
レシーブの次は必ず出番がくる
うまく上がればアタックが決まる
トスの強弱や小技も覚えていき
気づけば、中心となってました
うちのチームは弱小でしたが
トスとアタッカーは地区で一番
どこに出しても恥ずかしくない
ただ、レシーブが繋がらない
ただレシーブが打てさえすれば
多少、球が流れたとしても
セッターがパスを確実に決めるから
試合の流れはいい方向にいく
という状況に、一年後なりました。
そんなわけで、全国大会優勝の監督に
目をつけられたのです 笑
***
とにかくレシーブが決まらずに
レシーバーは追い詰められました
あまりにもへっぽこなのです
試合はほとんど負けました
レシーブができない理由です
どんどん追い込まれたのでしょう
ある日、レシーブが決まらない子に
気合をいれるために声をかけたら
その子が不満を持ったらしいのです
その子は、別の子に悪口を言いました
セッターなんて簡単じゃないか!
こっちの気も知らないで!
レシーブがどれだけ難しいのか
わからないくせに!
調子にのるな!
とボコボコに悪口を言ったそうです
そのことを友達から聞いたわたしは
そのまま頭にカーッときたので
悪口を言ったこの前に立って
簡単ならあんたがやったらいいよ!
私はやめるから!やりなさいよ!
と言って、立ち去りました
その後、バレー部に行かなくなりました
みんなにも先生にも、◯◯ちゃんが
こう言ったから、やめます!と
陰口をみんなに暴露しました 笑
みんながとめるの聞かず
一ヶ月以上バレー部に行かず
誰の説得も聞きませんでした。
しかし、◯◯ちゃんはさらに
私の悪口を言っていたそうです
***
やがて、何人もの子に泣きつかれました
セッターが誰もできなくて
アタッカーが打てなくなって
このままでは、どうしようもない
だからどうか帰ってきてほしい!
頭を下げられました
さらに先生に呼ばれました。
***
実は、本当はお前をアタッカーにしたかったんだ
お前の方がアタックがうまいから
本来なら、お前はセッターではなくて
アタッカーで活躍できるはずだったんだ
でも、代わりがいないから仕方がなかった
お前以外は、セッターがいないから
やってくれないか?
***
その話を聞いて、ようやく胸のつかえが取れました
アタックの練習をするたびに
内心いいなと思ってたこと
セッターなんて本当はやりたくないと
ずっと心で思っていたこと。。。
それでも仕方なくやってきたことが
チームの中で生きていたこと。。。
久しぶりに体育館に行くと
みんなが嬉しそうに笑い
◯◯ちゃんも私に謝りました。
ごめんなさい。
レシーブがうまく行かなくて
それであたってしまいました。
完全に打ち解けませんでしたが
深い溝は無くなりました
のびのびとプレーができるようになり
卒業まで、有意義に試合ができました
バレーで他校の生徒とも知り合えて
最後まで、めっちゃ楽しかったです
最近、このことを思い出したのですが
やっぱり、人の宿命って決まってるなと
私の性格も役割も全く変わっていません。
あんたしかできる人がいないから
組織のためにやってほしい!
いつもこの役割が回ってきます。
仕事でもずっとそうでしたからね。
むかつくことを言われたら、そのまま
相手に向かって行くところも同じ 笑
陰口も見過ごしません 笑
引き受けたら文句言わず、やり通す性格
みんなが楽しそうに遊んでいても
自分は役割に徹して、仕事をしてます
だから、仕事が回ってくるのです。
仕事って、人を選ぶからね 笑
コリンさんに本の話を聞いた時も
最初は自分はかけないと思ったので
別の作家をちゃんと探しました
2年くらいかけて、段取りしてね
筆者は、昔からちゃんと行動する性格です
性格って子供時代から変わらないのですね
バレー部のセッター時代と同じで
色々と難癖をつけられることがあったんですが
同じように、あんたがやれば!と返しました 笑
小学校の頃から、そういう塩対応でした。。。
文句言ってくる人に、あんたがやれば!
と切り返した時、大抵みんな逃げます 笑
逃げるようなら、相手にしなくてもいいのです
的外れの批判は、組織をこわすので
塩ぶっかけて、相手にもみんなにもちゃんと
理解してもらわなければ、ならないのです
そこがリーダーの役割なのかもしれません
考えてみると、今の私の仕事も同じで
コリンさんに、いいトスを上げる仕事です
コリンさんが一番いい球を打てるように
あれこれと、調整する仕事です
自分がアタックを打つのではなくて
いいトスを上げて、いい活躍をしてもらい
チーム全体を成功させること!
うちのコンタクトマン・チームが成功すれば
地球全体が平和で繁栄します!
天性の素晴らしい仕事だと思います
地球はコンタクトマン達のおかげで、今日も平和です
ミツシュウラでした