人が生み出したものと、自然が生み出したもの
コンタクトマンのミツシュウラです
意識(脳)には2つの使い方があり
使い方で、結果のエネルギーが変わります
例えば
小説とか、映画とか、漫画とか、デザインとか
歌とか、アート、その他のインスピレーション
これらは、人間が思いついた想像の力です
現実にない、空想の世界の創造の力です
空想とは、意識で簡単に浮かぶものであり
とめどなく出てくるものです
これを、インスピレーションとします
空想を形にしたら、それは人間が生み出した物です
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一方で、数式などは自然界に存在しており
未知の世界を人間が捉えたものです
重力の謎を解いて、重力を再現することは
宇宙の創造を人間が発見し、再現することです
万有引力の法則を発見するのも考えですが
誰にでも簡単に思いつくことではありません
小説を書くことは誰にでもできますが
難解な数式を解くことは一生できない
難しい内容です
この二つの脳の使い方は異なっています
例えば、小説は考えれば誰でも書けますが
重力の謎は誰でもは考えつかないものです
この二つは、使う意識と脳が異なっており
それぞれに特徴があります
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インスピレーションには、多様性があり
思いつくだけ生み出されますが
すぐに飽きてしまい、納得しにくいです
例えば好きなデザインと言われても
次から次に生み出されるので迷います
なので、インスピレーションを形にすると
現実エネルギーとしても、安定しません
今流行りのファッションを生み出したら
ブームとなっていっときもてはやされますが
飽きられたら、消えてしまいます
どんなに有名な歌手がいたとしても
亡くなって、人の記憶から消えたら
形も影も無くなっていきます
人間が想像した空想の創造は
現象界のエネルギーとしては
永久的に安定しないと言えます
しかし自然にある法則を発見した場合は
現象界でも永久に残り続けます
例えば細胞の秘密を発見したら
研究内容は後世にも残ります
数学の答えや、物理学の法則や
クモの糸の謎や、植物の有用性など
自然界にある未知の真実を発見して
現象化されると、消えず残ります
人の記憶からも消えず
現象エネルギーとしても
未来永劫、安定します
二つの脳の使い方は異なっており
人間に与える影響も異なっています
例えばインスピレーションで生み出した
歌がヒットしたら、作曲家は賞賛されて
もてはやされて、影響力を持ちますが
作品を生み出したのは自分と考えるので
プライドや自尊心が高くなります
自分が思いついたので、自分が創造した物だ
と考えてしまいます
しかし自然界に存在する未知の発見をすると
発見者は宇宙の創造の神秘を感じます
間違っても地球の重力を人間が創造したと
考える人はいません
彼らは生み出した存在の偉大さを感じて
謙虚な心が生じます
意識や想像の力をどこに向けるかで、
現象界にも、人間の心にも影響が変わります
人間が空想で生み出した物、物質界ではなかなか安定しませんが
神が創造した物は、物質界では安定しています
これは、人間の意識や心にも同じことが言えます
人間が空想で生み出した流行り物を追い求めたら
記憶から消えた途端に、物体も消えてしまいます
今は安定していても、いつか安定しなくなります
心も安定せず、不安と競争意識に傾きがちです
神が創造した物を、研究して再現したら
人類の記憶に残り続けるために
物体も永続するので、心も安定します
競争意識もなく、共有することによる
調和が生まれます
空想で考えたものには、確かさがありません
人に気に入ってもらえるかで結果が違います
しかし偉大な発見をしたら、達成感を感じます
空想ではなく、真実を発見すると、人の心は
満足し、安定しますので、現象界でも安定します
長い目で考えた時に、どちらの意識を使うかで
一生が左右されると思います
空想ばかり追いかけると、浮き沈みがあり
入れ替わりが激しく、心も安定しなくなります
いい時はいいけど、先は不安になります
人間の生み出した物は、記憶から消えたら
消滅する運命ですから、刹那的です
同じ力を注ぐのであれば、人類全体に
前進、発展、貢献するようなものに
力を注いだ方が、幸せです
おそらく人類は意識の使い方を変えなければ
空想にハマり競争から抜け出せないのです
人類が進化するためには、ひらめきが鍵です
ひらめきは、意識や心と深く関係しています
心が安定していれば、日常生活も落ち着き
やるべきことに安定した心で向き合えます
それがバランスであり、調和です
心と現象界はつながっているからね
宇宙世界は今日も平和です
ミツシュウラでした