岡潔 その4
岡潔先生の本の続きを
この本です
本文をある程度まとめて紹介します
詳しくは本書を読んでくださいね
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岡先生は、1965年に60年後の日本は滅亡するかもしれないと話しています。
計算すると2025年、あと7年後ですが、実はまったくその通りの展開です
滅亡する理由は、教育の誤りにより、人の脳が育たないこと
すなわち、心の中に知の光がささず、無明になってしまうこと
つまり、人間が、動物的になっていくということなのです。
教育が原因、自然科学の誤りにより、日本人の心が廃れてしまうこと
スリーエス政策(スクリーン、スポーツ、セックス)にも言及してます
脳にとって、目から見ることが悪いんだと言ってます。
聞くことが大事と言ってます(この部分はあまり詳しく話してないので、詳細は不明)
日本人はもともと、心でわかる、情緒というものをもっており
心、情緒で自然を感じて、境地によってわかる民族だったと。
見るというのは、表層的なものだり、本質は心で感じ取り、わかっていたと。
人の悲しみを感じたり、自然の彩りや情緒を感じたりして、喜びを見出すことができる
わかるというのは、頭ではなく、情緒として感じていたし、それを心と呼びますが
個人(小我)心をさすのではなく、すべてと一体となる心をさしてます
だからすべてがわかる心で、数学の奥の深遠な部分もとらえて、それらがわかるのだいいます
仏教ではそれをずっと深く掘り下げて紹介されてます
その心が教育によって、育つ機会が奪われており、動物的な側面が強くなっており、脳が偏ったことにより、前頭葉の智、意欲、感情が廃れてしまい、記憶とか映像とか分析とか、側頭葉ばかり偏重されており、子供の心がひねて育つので、智力が失われるといいます。
人間は前頭葉がなければ、動物と一緒、野蛮で本能的になるそうです
動物は生まれてすぐに立って、早い成長をとげますが、人間は立つまでに一年近くかかりますが、それは動物と違い、心、情緒、前頭葉があるからです。
少女の初潮が早まったり、幼児が早く立ったりするのは、動物的になっているから。前頭葉が弱くなっているから。それは社会がよごれており、心がすたれ、より本能的、衝動的、動物的になっているからです。
その環境にいると、子供は小さい頃から心が弱るのです
心をすませて、情緒をそだて、人の本質である、心を育てていくこと。心で感じるときに、大切なことを心が開いたときに、与えてあげること。そして大自然の力にまかせること。人として育てることで、知の力が働くようになるそうです。
心を育てること、前頭葉を育てること、人として育てることはすなわち
戒律を守らせる教育(本能や欲情を抑える自制心を育てる)
国の心の空気を清らかに保つ
男女の性を欲望的にならないように抑える(男女共学)
岡先生は、人力では抑えられないと思っていたようです。
そして、まさに今の時代、自分優先主義が蔓延し、本能的、動物的、衝動的に生きる人が大くなっており、西洋文明を無批判、無自覚に取り入れて、科学盲信に進んでいます。人工知能とか、ロボットとか。岡先生は最先端の素粒子の研究をも一刀両断しています。
究極の自分主義、自分が神様とか、自分を大事にとか、1965年に未来を見据えたように、一刀両断しています。
自分より他人を優先すること
人の喜びを自分の喜びとすること、人の悲しみを自分の悲しみとすること
人を喜ばせること
そんなことを、書き綴っています。そして乾きかけた心のひだにしみいるような文章にして書き残しています。
ここからは、私の考えですが
岡先生は、人が死んで、どうなるかを書いてます
まことの自分は天のメロデイだと知らないで、生きているのが自分だと思っている人
まことの人
この二つの区分によって死後の世界が違うと書いてます
まことの自分を知らない人は、死後、中天にいく → 自分にあった両親を選ぶ (四悪道)
まことの人は、天にいく → (天道の位の高い人;第八識)
この二つを分けるのが、前頭葉と書いてます
教育は、第八識を発育することを目的とすることが大事
そのためには、千変万化する日本の美しい自然をよく心に反映することを教えること
そう文尾に書いています
ちなみに、私は30代から大事にしていたのが
季節感を日々楽しむこと
あ、季節が変わったなという、感覚が好きなので、それを味わう暮らしをしたくて、田舎にずっと住んでいた。
岡先生も、学校の設備よりも、窓から見える自然を優先することを伝えていたらしい。
いや、もう、岡先生はど真ん中です。
ちなみに、岡先生、北海道に住んでいたときに、定山渓に行ったらしい 笑
めっちゃ親近感!
本の中に、霧島神宮(うちの実家の近く)にも行きたいと書いてありました
ツボにはまってます
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岡先生の予言、その通りなんですよ
本に色々と書かれてありますが
それでも、天つ神が日本を導いていることも書いてます
天つ神の心の世界に日本人が帰れば、天つ神に日本人の指導をまかせれば
人類滅亡の危機がなくなり、平和になると書いてます
日本人は別の惑星から大昔、地球に移住してきたとも書いています
今の時代に向けて予言を残しており、それは宇宙世界の視点からみると、
ぴったりと合っているように思います
今の時期にこの本を手にしたのも、天の導きだと思います
宇宙世界は今日も平和です
みつしゅうらでした