岡潔 四悪道には真智の光はささない
<風蘭>より抜粋し、引用
岡潔博士の説く心の悦びとは?
わかりやすく抜粋して説明しますが、詳細は本を参照してください
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真智の光のさすところには、心の悦びが必ずありますが、光がささないところには、心の悦びはけっしてないのです
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(人の正しい位、真智の光がさす)→天にかえる
天(仏や菩薩)
人道
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(四悪道、人の位ではない、真智の光がささず、心の悦びがない)→輪廻転成する
修羅
畜生
餓鬼
地獄
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女性は心の悦びを知っており、得やすいが、道をあやまると心の悦びを得られないような境遇に落ちてしまうため、教育が必要といいます
四悪道とはなにか?
衝動的判断(静慮できない)
人の長所がわからなくなり、欠点に対す嫌悪がますこと
寛大さがない状態
自分の知っていることでなければ素直に受け入れようとしない
人の心のあたたかさを感じない
上におもねり、下に威張る
獣のような心をおこすと飢餓道
羞恥心がなく、肉欲・我欲がおさえられない
口に出して言えないような意欲はおこさない
価値判断がまったくできない
名誉欲、勝ちたいという意識(学歴や競争主義)
思いやりがない
徹底的な物質主義者
残忍性
慈悲心のなさ
心の悦びがえられないので、刹那的な刺激を悦びとする
このやり方では破綻に導かれる
それで特に女性は恥ずかしいというのが大事です
恥ずかしさというのは、男女問わず、心の闇を照らす大日輪、日光です
それからやはり大事なのが思いやりで、これは内心をやさしく照らす慈悲心です
この二つが自分の内心にさしこむと日と月の光なので、これによって内心をきれいにし、静慮して衝動的に行為しないという習慣をつければ、それで人道から上にいられるわけなのです
上にけばいくほど、心の悦びは余計に得られるのです
それがわかっているから、つまらないものをみな捨ててしまって、上にのぼろうとするのです
なにも自分を苦しめて悦んでいるのではないのです
こころにとって最大の悦びとは、人の悦びを自分の心で感じいることだと個人的には思います
本書の中には、どうすれば真智が得られるか、衝動的な判断をせず、前頭葉を鍛える具体的な教育方法が年齢別にのっています。お子さんがいる方はぜひぜひ参考とされてください
宇宙世界は今日も平和です
みつしゅうらでした